栃木県・日光「松月氷室」の天然氷。この1枚から12貫目を切り分ける。1貫目は重さ3.75kg
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ひんやり氷の本 |
氷から見つけた「食べる」「使う」「知る」ための5つの物語 |
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前野 紀一
定 価 1,430円(本体価格 1,300円+税10%) |
判 型 A5 |
ページ数 144 |
ISBN 978-4-262-12991-4 |
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水が氷になったり雪になったり
霧になったり雲になったり
姿を変えながらどこまでも
かき氷は
地球を何千回もめぐってきたその物体が
冷えて固まった水の化石みたいなもの
でもそれはすぐにとけてなくなってしまう
世界でいちばんはかない化石
本文「氷のおはなし」より
栃木県・日光「松月氷室」の天然氷。この1枚から12貫目を切り分ける。1貫目は重さ3.75kg
ひと手間かけたシロップがあれば、味わい深い贅沢なデザートに。
フードスタイリストの飯島奈美さんにおいしい氷のレシピを教わりました
プロローグ 雪の声をきく
第1章 氷のおはなし
おどろき よろこび 氷の世界
春を待つ雪国で
空のかなたの氷
不自由な氷の奇跡
南極の海からどんぶらこ
それは宇宙からやってきた
宇宙・オン・ザ・ロック
第2章 氷をいただく
遠くて近い、人と氷の関係
かき氷が食べたい!
■おいしいかき氷のかき方(日光・松月氷室)
ふんわりかき氷をかく
ふんわりかき氷のひみつ
ひんやり冷たい甘味と塩味
■あまい氷のレシピ(レシピ・料理制作 飯島奈美さん)
いちごのかき氷/メロンのかき氷/アールグレイのかき氷
あずき白玉氷/レモンのかき氷/梅酒氷/パイナップルのかき氷
ベトナムプリン
■氷を使った料理(レシピ・料理制作 飯島奈美さん)
冷や汁/ガスパチョ/ビシソワーズ/冷やし茶漬け
第3章 氷を使う
冷たい「熱」を伝える氷(てんぷら和食 山の上)
人と食べもの、生きものと氷
■氷を料理で活かす(料理・レシピ制作 堀澤宏之さん)
氷水で色止めする《なすの南蛮漬け》
氷水で締める、氷を器に使う《ごまだれうどん》
うまみの流出を防ぐ《かれいの煮つけ》
0℃ 近くで熟成させる《熟成まぐろの鉄火丼》
夜更けの街へ、氷を運ぶ(東京・三軒茶屋・井上氷室)
氷の音、氷の形、お酒の楽しみ
■お酒をおいしくする氷の使い方
オン・ザ・ロックを楽しむ
ウイスキーボールをつくる
■カクテルをつくる(ドリンク・レシピ制作 M's Bar Caffe)
キウイのカクテル
モヒート
フローズンダイキリ
第4章 氷を知る
自然が織りなす氷の姿
土の中から氷が生えてくる!?
雪の結晶に刻まれた文字
■おうちで氷を科学する
透明な氷をつくる
氷の中の花、チンダル像を観察する
野の草花の氷柱をつくる
氷と塩でジェラートをつくる
雪国の春の幸福のことば
かんじきうさぎの後ろ足
あてなるもの、清らかなもの
どこにでもあるかけがえのないもの
南極と北極の深い海の底で
みんな星のかけらたち
第5章 氷をつくる
天然氷ができるまで(日光・松月氷室)
― 水・土・風と生きる人―
ナルホド!氷のふしぎ
? おうちで使うかき氷機
? 自由な水分子の生真面目な性格
? 水分子を「食べる」雪の結晶
? 知っているようで知らなかった?氷の5つの謎
? 雪とともに暮らす知恵
? 地球をとりまく水
氷のエッセイ
? 氷の思い出 飯島奈美
? 福島の空と雪の下で~冬眠する野菜 凍らない細胞~ 秋田 修
? ヒマラヤの水づくり 石川直樹
? 畏怖と美とが交錯する氷結世界~SF文学の氷~ 牧 眞司
お店でいただくかき氷
? かごしま遊楽館 遊食豚彩 いちにぃさん
? 三徳堂
? 慈げん
エピローグ
全て良く楽しい。料理だけでなく、氷の科学と歴史等、氷の知識が詰まっていて良かった。このような本を待っていました。
(44歳 女性)
こんな本をさがしていました。カバーもおしゃれで涼しげでとても良いです。
(45歳 男性)
全体的に読みやすい。テンポ良く読めた。
レシピもよかった!
(31歳 女性)
「氷を楽しむ」というテーマを科学者の監修で形にしている点、
氷をとりまく人の想い、現象のおもしろさ、氷の美しさを感じられてとてもよかった。
(26歳 女性)
表紙、タイトルで思わず手にとり、中身もわくわくするものだったので買いました。氷のいろんなことを楽しみながら知ることができてよかったです。夏の終わりに出会ったのでちょっと残念。
(44歳 女性)
内容豊富でとても良いです。
(33歳 女性)
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